看護師の仕事は、様々な職種の方とも接することになりますよね。看護師は医師と連携して仕事をしていくことも多いですから、医師と接する機会も多いでしょう。医師となれば、自分よりも上の立場となりますし、経験を積んできている方が多いですから、「敬語で話すのが当たり前」と思っている方も多いと思います。しかし、中には医師に対してもため口で話している方がいます。
本来、敬語というのは目上の人や尊敬している方に使う言葉です。当然、新人看護師であれば医師に敬語を使うのは当たり前と言えるでしょう。しかし、看護師も経験を積んでいけば、医師よりも経験年数が長い方もいれば、医師よりも年上となる看護師もいます。そのため、年下の医師にため口を使っているというベテラン看護師もいるかもしれません。医師にため口というと、「大丈夫なの?」と思う方もいると思いますが、キャリアや年齢を考えればそれもあり得ることかもしれません。医師と同等に話しが出来る様になれば、それだけ自分のキャリアを積んできているという証拠とも言えるでしょう。ただ、同僚や患者さんにはあまりいい印象は与えないでしょうから、基本的にはたとえ後輩にあたる医師であっても敬語を使うべきではないでしょうか。どういった状況でも医師には敬語を使う方もいます。あくまで仕事上の関係であり、医師と看護師という立場を考えてそうする人がほとんどです。人それぞれ考え方が異なりますから、自分なりの考えや職場の雰囲気で使い分けていくと良いかもしれませんね。
このように、看護師は医師に対して必ずしも敬語を使っているかというと、そうではありません。状況によっては、看護師の方の方が経験が上ということもありますから、ため口で話していても納得出来るでしょう。先輩看護師がいる場合には、こういった医師とのやりとりを見ていくことで、関係性などを知ることも出来るでしょう。